タイトル通りoctaneレンダー買いました!早速ですがタイトル画像は、計算時間15秒、トーンカーブかけてロゴ載せたものですね。3dsmax含め多くのソフトで使えるGPUレンダラなのですが、デモ版を試してあまりのスピード感に驚き、購入に至りました。octaneの良さを自分なりにまとめましたので、興味のある方は、是非読んでいってください。個人ユーザーには、特にオススメです!下の方では、購入時、気をつける点とかも書きました。
では・・・octaneでレンダリングしてcolor,reflection,occlusion,depth等のパスをAEでコンポジットした絵がコレ!!!
気に入ってくれる人、まだまだだなって感じる人、それぞれだと思いますが・・・
レンダリング時間ワンパス30秒程度!
レンダリング時の状況を上から見るとこんな具合。
リアルタイム感が漂ってますが実際速いです。
質感設定中は、こんな感じ。octaneライトやoctaneプレビュー等、使い勝手が良い。
数十秒でここまで綺麗に計算してくれるレンダラは、中々。。。
マテリアル設定は、とてもシンプル。vrayやmentalray、cycles(blender)の方が難しいくらいですね。
3dcoatでのテクチャ編集画面。octaneで絵を決める場合、
エクスポート前にカッチリ決めないと微調整に苦労します。
3dcoatで書き出したテクスチャ。塗ってない部分が汚いですがちゃんと使ってます。
そんな感じであれやこれやと下準備の末にレンダリングです。
各種パスを書き出す際も項目選ぶだけですぐやってくれるんですよ。サクサク書き出してすぐコンポ作業に取り掛かれますね。
そして他レンダラとの比較。下は、twitterに投稿した画像なのですがmax標準搭載のmentalrayと比較すると・・・
個人的には、どんなレンダラでもキチンと設定すれば良い絵を作れるし、腕次第だと思ってます。
が!!!!!!!
速さこそ全て!!!!細かいことは、コンポジットでなんとかしてやるぜ!!!!って人には、良いんじゃなかろうか。では、使用感想をまとめたいと思います。octaneレンダラの良い部分は、
速い!綺麗!安い!
の3拍子が揃っていることだと思います。 何度も言いますけど速さは、圧倒的です。
おそらくv-ray、mental-ray、maxwell、NOXとデモ版含めて今まで試したことあるレンダラーの中では、最速。他は、ちょっとわかりません。 次に価格がリーズナブル。max版は、プラグインとセットで459ユーロ(6万5千円)。購入時の注意点としては・・・
・スタンドアロン版という単体で動くライセンス
・各ソフトウェアに対応したプラグイン
の2つを購入して459ユーロです。(2015年7月時点)デモ版は、プラグイン単体で起動するんですけど、製品版は、スタンドアロンライセンスを購入しないと、各種ソフト内で動かせないので要注意。ただ、スタンドアロンライセンスを一つ買ってしまえば、好きなソフトのプラグインを追加購入してblenderでもmayaでも使えるってことですよね。気になる方は、otoyさんのサイトで確認してみてください。
http://home.otoy.com/
デメリット箇所というと、設定がシンプルであるが故に色々と融通が利かない様に感じるかもしれません。あとは、国内ユーザー数と情報の少なさでしょうか。
特にv-rayなんかだと情報が沢山ありますよね。CG各社のワークフローも使うレンダラに合わせて最適化されていますし。デファクトスタンダードという意味でも使えれば仕事に繋げられるメリットがあります。その点octaneは、国内実績や情報量は、少ないですね。建築CGとかプロダクト系でも通用する絵の綺麗さ。動画にも生かせそうな速さ。導入コストの安さが揃っているので将来性は、あると思います。Z-blushや3dcoatの様に価格高騰していくかもしれません。
私の感想は、こんなところです。使っていくうちに新たな問題が発生すると思いますがその時々に更新出来ればと考えています。 デメリットも述べましたけど、今のところは、良い買い物をしたと思っているので、これから個人制作を行う際のメインレンダラーとしてバンバン使います。チャンスがあれば仕事でも使ってみたいですね。
V-rayを筆頭にmaxwell、Rendermanとかレンダラが乱立しておりますが・・・
octaneレンダー普及してほしいです。かなりコストパフォーマンスに優れていると思いますよ。CGソフトは、いつの間にか消えたりするプラグインがあるのでね・・・良いレンダラーだし、消えないで欲しいなぁ。。。