ドーナツ、出来ました。楽しかった。
使ってて凄いと思ったところは、沢山ありましたけど。
感想としては、動作の軽さ=使いやすさに直結するってことを改めて感じました。
以下、良いと感じた点。
■ソフト自体が軽い。(Lightwaveを思い起させる軽快さ)
■マテリアルにSSS搭載、しかも軽い(体感なんだけど、VraySSSよりかなり高速だと感じた)
■サイクルズレンダーが使いやすい。重くはない。軽いかな?
(ドーナツをここまで作ってみて
同じようなのをmax+Vrayで計算したら、サイクルズの方が早いかな?っていう)
■パーティクルがお手軽。
(maxはparticleFlowっていうのをいちいち開かないといけないんだよ、あれ面倒くさいんだわ)
・・・さて、良い所ばかりで悪い所は無いのか?っていう話ですけど。
これは、これで素晴らしいなっていうソフトですよ。
3dsmaxユーザーの自分が気になるのは、モディファイア機能。
普段、モディファイアを積み重ねてモデルやアニメーションを作っていき
いつでも元に戻れるっていう保険も効くのが3dsmaxの良い所だと思うんですけど。
blenderでそれと全く同じようなことは、多分厳しいと思うんですよね。
移行するなら、blenderに合わせた作り方を身に着けることが重要かな。
3dsmax使ってるとモディファイアがすべてと言っても過言ではないと思うんです。
ポリゴンの頂点を動かすという基本的なものすら「ポリゴン編集」っていうモディファイアですからね!!
次に気になった部分をピックアップしようかな。
ドーナツ作ってて、こんなことも出来るのかと驚いた点。
■コンポジットでのディノイズ
以上の2つ。
コンポジットメニューがblenderに存在するっていうのが新鮮。
ディノイズってVrayに搭載されてたけども。
2018年にSSSの計算をして荒いからディノイズも使うっていうことをしたんだけど。
それが滅茶苦茶重かったですね。
blenderのディノイズは、ノードで視覚化されてて良いですね。
そこらへんもUIが洗練されているってことなんでしょうか。
あとshadingタブ。これもびっくりだね。チュートリアルなぞっただけなんだけど。
ディスプレイスメントマップの設定が簡単。サイクルズでの確認も手軽。
--------最後に雑談---------
2人のアンドリュー氏について。
2人のアンドリュー氏について。
ドーナツ兄貴ことアンドリュープライス氏の動画、最高にわかりやすかった。
こんなに良いチュートリアル動画は、VideoCopilotのアンドリュークレイマー氏以来です。VCがAfterEffectsにElement3Dというソフトで旋風を起こしたのが2010年代前半ですけど。VideoCopilotはElement3Dをリリースする前からAEのチュートリアルサイトとしては、最高峰でした。当時は、youtubeじゃなくて自社サイトに動画をアップしてたと記憶しております。
2020年の昨今、日本人がVideoCopilotの劣化(?)チュートリアルを量産しているのを沢山見かける様になりましたが。節々にアンドリュークレイマー氏の影響を感じます。やっぱり彼は、別格ですね。
そんな折、2019年にドーナツが大ヒットしたプライス兄貴。
今、それをやってみて取っつきにくいと感じていたblenderをいとも簡単に楽しいなと思わせられた。これは、2010年代にAEの理解が乏しかった自分がクレイマー氏のおかげで「AEって簡単じゃん」と思わせられた時と同じような感覚。AEって操作自体は簡単なんですけども、難があるとすれば3Dレイヤーとカメラの使い方だと思います。クレイマー氏のチュートリアルは、そこに積極的に切り込んでいたんですよね。
アンドリュープライス氏のチュートリアルならblenderもなんとかなりそうかもしれない。大げさなんですけど、少なくとも挫折することなくドーナツは作りきれたので。
次のコーヒーもなんとか作りたいです。以上です。
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